IT起業の特徴

IT関連職種での起業が、近年目立って増えて来ました。

中でも若年層の人々に、集中している特徴が見て取れます。そもそもITの技術自体が少し前に登場した以上は、生まれた時からインターネットに触れられたのは若者だけです。従ってこの環境が、若者の方に決定的に有利に働くのは、年配者にとっては致し方ありません。にも拘らず、もはやITは利用出来て当たり前、という時代を遂に迎えたのです。

ところが、IT関連の起業の特徴としては、もう一点が挙げられます。即ち新しく興した会社は、インターネットを利用すれば情報の交換が出来ます。もはやパソコンとインターネット回線があれば、会社として成立する訳です。

敢えて極端な表現をすれば、会社がこの地上に不動産を構える必要性がなくなったのです。それは法的には、確かに何等かの住所が必要になりますが、それが社長の自宅でも全く問題ないのです。そして社員は世界各国に散らばっていても、少しも構わないのです。

実際にも、パソコンと携帯電話だけで事務所を開業して、社員?の名刺には出勤した事実のない社長の住所が記載されている、こんなケースは履いて捨てる程ある模様です。然しながらこれが単なる屋号であり法的に問題なければ、取り立てて目くじら立てる必要もない訳です。

然しながらこういう勤務形態は、IT技術が出現したからこそ可能になった訳です。しかもインターネットの場合は電話も使用出来ますから、通信費はネット回線料だけで済むのです。

ところが若年層が起業する際に、最大の難関となるのが資金の問題です。何しろ何の後ろ盾も持たない若者に、多額の資金を貸し付ける銀行等は存在しません。こんな時IT技術の存在が、若者の起業を後押しするのです。これは一昔前には想像も出来なかった起業形態であり、真に時代の進化と言うより他ありません。更に業務内容がサービス業でになり、中でも情報提供を行なう会社の場合、インターネットだけが必要な設備になります。

この様にインターネットン出現に伴い、我々の生活は一気に便利になりました。それと同時に全ての人に、起業の可能性が拓けたのです。然しながら、起業したからと言って、誰もが成功するとは限りません。事実、興した会社の数に匹敵する程、潰れる会社が後を絶たないのが現実です。

それではこの世知辛い社会を、如何にすれば生き残れるのでしょうか?これにはやはり自分中心では話にならない訳で、消費者の需要を先取りしたサービスを供給する必要があるのです。今後の起業には設備投資や人件費は要らない分、未来を読む直感が求められているのかも知れません。