ITと起業セミナー

現在インターネット関連の職種に関しては、特に起業セミナーの開催が花盛りです。勿論この現象の要因の筆頭に挙げられるのは、株式会社設立に対する規制緩和でしょう。

ところがもう一つの要因として存在するのが、「ITを使用すれば、少人数でも事業が可能である。」という利便性です。この中でも特に、情報提供のサービスが職種の場合には、設備投資は全く不必要です。敢えて極端な表現をすれば、ITが使用出来る環境だけが整えば、即座に業務の開始が可能になる訳です。

この様に開業が目前に迫っていればこそ、万全な方法を知識として習得すべく、セミナーを受講する必要があるのです。ところが実はこの種の起業セミナー自体が、もはや新規の起業であるとも解釈出来ます。何故ならば、自身が所有する起業の知識を他人に公開する、この行為がビジネスとして成立しているからです。従ってこのセミナー主宰者は起業の知識の中で、一般的な部分だけを商品として提供し、真髄に当たる部分を企業秘密としていると解釈出来ます。

それにしても、自分が無益と思う事でも他の人には有益になる、こんなチャンスが世の中には意外に転がっているものです。事実、最近の起業セミナーに於いては、若年層だけではなく定年退職した世代もが対象とされています。この様に、IT技術を知らなかった世代にとっては、新しい情報として受け取られる訳です。ところがこれが若者となると、インターネットには子供時代から慣れ親しんでいます。とかくインターネットの無い時代は、一定年齢以上の人にとってはついこの間の事でも、若者にとっては想像すら出来ない過去なのです。

本来インターネットの中には、ビジネスチャンスが無数に埋もれています。しかもインターネットを介すれば、世界をターゲットにするビジネスさえ可能なのです。従ってこのチャンスを生かす為には、自分が持つ情報を求めるのは、どんな階層の人達なのか、この視点を持つ必要があるのです。或いはセミナーを受講する価値は、自己を客観的に分析する能力の獲得なのかも知れません。

現在では、脱サラをしてITで起業をする、このパターンが増加して来ました。確かに、会社に雇われるのは忍の一字ですから、ここで辛抱して経験を積んでも尚、出世の見込みがないと判断すれば、こういう事情があれば退職して起業すると、チャンスを掴んで成功する場合も中には在ります。

それにしても我々の周囲には、未だ誰も気付かないビジネスチャンスが、まるで原石の様に埋もれているのです。

特に、周囲の人間からの批判を浴びながらも、この原石を最初に発見して、懸命に磨いて世に出し続けた人の上に、天が定めた時期が到来すれば、巨大なビジネスチャンスが降るのです。勿論こんなビッグチャンスは、誰にでも降るとは限りません。仮にどう頑張っても降らないとすれば、未だ時期に至っていないか或いは動機が世の益にならないか、そこに何等かの理由が存在する筈です。

そこで皆さんも一度、起業を考えてみては如何でしょうか?ここでITを活用すれば、少ない資金でも起業が可能になるのです。