ITと海外の起業

現在のIT業界に於いては、海外進出を考える企業が増えて来ました。とは言えそれは企業にとって、決して容易な道程ではない筈です。そこで今後はこういう場合、小回りが利く起業家が、脚光を浴びる様になるかも知れません。即ち、ITエンジニアとして実力を持つ人が、海外で起業するケースが増えて行く、今後はこの傾向が見込まれるのです。

実はインターネットを利用するビジネスの場合、国内で通用する業務がそのまま海外でも通用するのです。そもそもIT起業が流行する理由の筆頭は、インターネット環境さえあれば世界中の何処でも仕事が出来る点です。

ところで貴方は、ITの技術者でしょうか?もし海外での起業を勧められたら、どう判断されますか?仮に英語にも堪能であったとしても、「そんな事突然言われても、起業の場所が海外とは…。」と先ずは違和感を覚えるでしょう。それはそうでしょう。国内で地盤を固めて、それから海外進出をと考えるのが普通だからです。しかもこの普通の事が出来るのは、名前の知れ渡った大企業だけです。

それでもITエンジニアの起業の場合、サラリーマンとして蓄積したノウハウを活用したビジネス、このビジネスに特化している筈です。それならばこれは、海外でも同様に発揮出来るのです。とは言え注意が必要なのは海外の事情であり、これは敢えて率直に表現すれば発達の程度です。何しろネット環境とパソコン普及率等の状況は、国によって大きく差異があるからです。何処の国にでもパソコンがあってインターネットが出来ると信じ込んでいると、出掛けた国で途方に暮れる結果を招きます。

我々の未来に於いては、グローバル化が一層加速するとされています。それでは我々の仕事が、どんな方向に変化して行くのか、この点は未だ読めないでしょう。そこで多様な情報を入手してから、海外での起業を考えるのもチャンスかも知れません。この際は折角ですから、過去に蓄積した実績を、最大限に活用出来る様にしたいものです。

従って起業に於ける国内と海外との比較は、業務に関しては国境はないけれども、事情に関しては国境がある、との違いを認識すべきです。ここが理解出来れば、自然と道が拓けて来るに違いないのです。