現代人とIT技術

社会は学校で教わる通りの仕組みではありませんから、実際に企業に就職した時にIT技術を持っているからと言って、必ずしも優遇されるとは限りません。時にはITに不慣れな世代や階層が、仕事上の実権を握ってしまっており、ITに強い新入社員は反感を持たれて、ITの知識も技術も使わせて貰えない可能性すらあります。

だからこそ若者達が、自分で起業しようと考える訳です。確かにITの技術を持っていれば、現代の社会の中で順調に生きて行けるでしょう。とは言え、単に技術を持っているだけでは、意味がないと自覚すべきです。何れはITが出来るだけではなく、「ITで何をするか」が問われる様になるのは明白だからです。やはり起業するからには、自分の今後の進路が明確になっている必要が在るのです。

皆さんは現在、「IT技術者の場合は、派遣の仕事が多い」という傾向を御存じでしょうか?何故なら、IT技術が必要なのはどの企業も同じですが、社員教育を施してIT技術を習得させるよりも、派遣社員を雇った方が経済的だからです。然しながらこの企業の姿勢は、ITが習得出来ない社員にも不幸ですが、永久に派遣社員に留め置かれるIT技術者にも不幸でしょう。この状況の本質は、IT技術者の使い捨てに他ならないからです。

そこで皆さんがもしIT技術に自信をお持ちの場合、起業を目指すのも悪くはありません。この世の組織は仕事に限らず何事でも、自分で始めた人が主導権を持ち、入れて貰った人は従うものと相場が決まっています。特に終身雇用制が崩れ始めたかに見える現在、起業しようとする発想自体は間違っていません。

現在インターネット等では、起業家を対象とするセミナーや支援等が開講されています。この現象は現代特有の、社会全体による起業の援助に他なりません。何故ならIT技術を駆使すれば、巨大な資本を持たなくても会社が設立可能だからです。確かに、設備投資がパソコンとネットワーク環境のみで完了するとは、IT以外の現実の世界では有り得ない話でしょう。

それでも自身の技術力を向上させる為には、情報収集等の努力は必要不可欠です。何故ならIT技術の世界が、刻一刻と進化しているからです。

ところで現在アフィリエイトで起業したい、こう目論む人はさぞかし多いと思われます。勿論、起業自体が想像する程に容易な事でありませんし、そもそも全ての人が成功するとは限りません。この世には楽してお金になる仕事は絶対にありませんし、仮にこの手の誘いが来れば詐欺を疑う必要があるのです。

そこで自身のスキルをアップさせる、その為の毎日の努力を惜しまない、この真っ当な道を考えれば、ある程度のレヴェルの仕事は出来るでしょう。何しろITを活用すれば、中小企業の場合でも大手と同一の業務が可能になるのです。時には世界を相手に商売する事も、あながち実現不可能とは限りません。

但しこの為には先程も申し上げた通り、今後の時代の動向を常に見極めて行く、この心掛けが必要不可欠となるのです。